k-takahashi's blog

個人雑記用

イノセンス

 テレビをハイビジョン対応にしておいてよかったな、としみじみ。そして、もしかすると、まだディスプレイの性能が足りていないのかもしれないという不安も少々。とにかく圧倒的な絵の情報量が楽しめた。こんな映像が作れるもんなんですね。
 ストーリーは比較的ストレートな話で、バトーが色々苦悩して、少佐と再開するけれどやっぱり苦悩するという映画。
人の側に近いトグサと、電脳界に行ってしまった少佐と、プロフェッショナルとして振る舞う部長との関わりの中で、この事件のあとバトーのゴーストはどこに行ってしまうのか。というのを押井守が描くことはまずないわけで。何年かしたらまた見直すことになるのかな。結局、人形の位置づけがよく理解できていないままだし。


 色々な意味で「やり過ぎだ」というのはその通りですね。もっとも、そうでなければ押井守が撮る意味はないわけで。
しかし、1時間半の映画なのに、見終わった時点で凄く疲れていた。