k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Episode 82: Snow Special

 例によって開始直後に副音声に切り替え。
 今回は、雪に関係した伝説3本。「ヨーデルで雪崩が起こる」、「冷たいポールを舐めようとすると舌が張り付く」、「凍った地面を走るときは逆送した方が早い」の3つ。


 一つ目は雪崩が起こりそうなところでヨーデルを歌うと雪崩が起きるという伝説。まずは予備実験と言うことで、小麦粉を斜面に崩落寸前まで振りかけて、近くで歌を歌ってみる。ハンドマイクを使って大声を出してみると一応崩れるきっかけにはなりそうだ。ということで、コロラドのスキー場へ。
 スキー場にプロのヨーデル歌手を呼んできて、雪崩の危険があるとされた場所で歌って貰っていた。ちなみに、この歌手さん、スキー場で「ヨーデルは歌うな」と言われたことがあるそうです。ということで歌いますがやはり雪崩は起こらず。マイクを使って増幅しても駄目。やはり声ではパワー不足か。ならばということで、次に鞭を振り回して音を立ててみるが、これも駄目。その次はマシンガンを使って弾丸を斜面に撃ち込んでみるがこれも駄目。結局、爆薬で雪崩を起こしてお開き。
 アダムの歌声が堪能できるエピソードでした。


 二つ目はアシスタントチームの担当。これは実際に起こりそうだということで、3人とも直接実験は躊躇する。そこで、動物のタンを入手し人肌ほどに温め、これに唾液を塗りつけ、冷やした鉄のポールに押しつけてみるという実験を実施。たしかに、舌はポールに張り付く。では要因はどれなのか、を試す追加実験。タンではなくビニール手袋を使う実験、唾液を塗らない実験、プラスチックポールを使う実験、をそれぞれおこなうが、いずれも張り付かず。つまり、結構条件は限定的なものらしい。
 嫌そうに唾液を集める3人組が愉快。


 三つ目もアシスタントチームの担当。FF、FR、4WDの3種類の車を実際に凍った路面で走らせてみて、順行/逆行の際のコースアウトの回数を比較してみることになる。ところが、実際にやってみると、逆行で運転すること自体が難しく、3人とも散々な結果となってしまった。
 3人とも雪道に慣れていないそうだし、逆行もほとんど体験無しということだった。プロが走らせたらどうなるのだろうか、ちょっと気になった。