日本側の来賓を代表し「チベット問題を考える議員連盟」の代表、枝野幸男衆議院議員から「誇りある民族の力は強く、信仰心は世代を超え受け継がれています。私たちも諦めずにチベットを支援し続けることが大切です。」と呼びかけました。つづいて牧野聖修前衆議院議員(民主党)が乾杯の音頭を取りました。
http://www.tibethouse.jp/event/2008/080705_party_report.html
枝野幸男衆議院議員のページは http://www.edano.gr.jp/index.html 。牧野聖修前議員のページは http://www.seishu.org/ 。
どちらにもまだパーティレポートの記事は載っていません。(チベット関係の発言記録などはあるので、別に隠しているわけではなく、単に更新が遅いだけなのだと思います。)
満員の会場毎年、ダライ・ラマ法王様の誕生祝賀会では、お祝いの想いを込めてチベットの民族芸能の披露や、日本の音楽家の演奏などを行っておりました。
http://www.tibethouse.jp/event/2008/080705_party_report.html
しかし本年は先のチベット本国での不幸なできごとによって命を落とされたチベット人の方々、未だ苦しみの中におられる多数の方々、そして先の四川大地震によって亡くなられた中国人民を含む人々のことを想い、歌舞音曲の類を自粛するよう、法王様のご要望がありました。そのため、代わりに法王様のこれまでの生涯を写真映像でつづった5分間の映像と、1994年にダラムサラで撮影された法王ご自身が語られる10分間の映画が上映されました。
この中には、法王の幼少時代、お母様をはじめ、ご家族との写真、中国との融和を求め、毛沢東・周恩来などと会われた青年時代、今は亡命政府の中枢を担っている当時の子供達との写真など、チベットの人々にとっては、胸の痛む写真が、法王様をお慕い申し上げる歌と共につづられます。
1994年はチベット民族蜂起35周年にあたるので、そのときの映像なのでしょうか。