k-takahashi's blog

個人雑記用

摩天楼

 先週のシカゴ出張で、シカゴの摩天楼がなかなか格好良いと思った。ビルのデザインについては、良いものもあれば、大したことのないものもあったが。


 帰国して、帰りに都心のビルを見たり、職場の隣の高層ビルを見たりしていて町並みについてちょっと考えてみた。もちろん、地震国日本が宿命的に負うハンデというのは確かにある。あるのだが、個々のビルのデザインでは別に圧倒的に負けているわけではない。
 ただ、町並み全体としては、負けていると思った。


 シカゴの場合、区画が碁盤目状になっている。そこに上方向に高層ビルが伸びる。三軸があって、そこに個々のビルのデザインがアクセントや個性として演出され、摩天楼全体が構成される。
 東京の場合、町並みがぐにゃぐにゃなので、そこに立つビルのデザインの違いが、区画の歪みに付加されることになってしまい、個性やアクセントではなく不協和音になってしまっているように感じた。


 これは素人の感想にすぎないのだが、専門家はどう見ているのだろう。