k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 EP.109 Ninja Myths 2

 邦題は「日本の忍術を総力検証2」。
前回の忍者検証のときに行われた「飛んでくる矢を手で掴めるか?」に対して、番組は「無理」と結論づけたが、視聴者からは苦情が殺到。そこで再検証することに。


 苦情の一番大きなポイントは、「弓と手が近すぎる。離れたところから放てば、スピードが落ちるから掴めるはず」というもの。そこで、距離をスピードの関係を調べてみたが、実際には280k前後でほとんどスピードは落ちず。
 もう一つのポイントは「本物の忍者を使え」というもの。ここで番組は忍術(と言っても現代風のですが)に長けたアンソニー・ケリー(多分、この人だと思う)に実演して貰うことに。


 まず、彼の反射神経のテスト。時速140キロのテニスボールを受け止める実験をしたところ、連続して軽々とクリアー。(挑戦してみたアダムは散々な目に合う。) 確かに反射神経は抜群。とは言え矢はどうだろうか?
 実験条件をある程度整え(矢の速度は190k程度に制限。どこを狙うかも指定した上での実験)たところ、なんと本当に掴むことに成功。これは凄い。
 もちろん、設定を実戦的にすればするほど(射手を複数にする。忍者本人を狙う。いつ撃つか分かりにくくする)掴むのは困難になるわけですが、それでも大したものだ。最後には刀で矢をたたき落とすパフォーマンスも披露してくれました。(アダムが放つ矢をたたき落とし、そのまま全力疾走してアダムを叩ききる、という設定)
 ただ、もとの伝説は「矢の音を聞いて」なので、さすがに伝説自体はBusted


 アシスタントチームは、水中で待ち伏せし、水に潜ったまま吹き矢で目標を狙撃するという伝説の検証。
水中で長時間耐えられるか(トリーでも1時間くらいならなんとかなる)、吹き矢で目標を狙えるか(可能)、水中で吹き矢を筒に込めることは可能か(可能)、と3つに分けて検証していました。
 1番目、2番目については、トレーニングなしのアシスタントチームでもちょっと練習すればなんとかなりそうという結論。3番目は、最初は筒に水が入って出来の悪い水鉄砲のような状態になってしまったが、矢を加えておけば大丈夫ということに。
 なんと、これはPlausbileという結論でした。


 しかし、西洋人って忍者好きだねえ。例によって微妙に日本と中国が混ざってますけどね。