k-takahashi's blog

個人雑記用

イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館


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 ボストン美術館のすぐ近く(歩いて5分弱)にある「私立」の美術館。


 大富豪であり美術品収集家だったスチュワート夫妻。夫が亡くなったあとで婦人がその志を継ぎ、この美術館を作ったとのこと。2000点を超すコレクションを誇り、私立美術館としては世界最大規模だそうですが、なにしろボストン美術館の隣にありますから、こぎれいにまとまった美術館に思えてしまいます。

 この建物自体も美術品と言ってよいもので、婦人の趣味なのか実に上品。インフォメーションのところにいた老婦人がまた美術館にぴったりの雰囲気の方でした。残念ながら、この美術館は一切撮影禁止。メモ取りの場合も、鉛筆を渡されるので、それを使わなくてはならない。採光が悪いわけではないものの、見やすい美術館ということではありませんでした。ただ、雰囲気は素晴らしい。
 中庭も絶品でした。金持ちがしっかり金をかけると良いものが作れるのだなあ、と。


 実は、この美術館にはフェルメールの「合奏」があった。盗難事件があってからもう20年近くになるが、まだ発見されていない。