k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Ep.118 "YouTube Special"

 邦題は、「Youtubeスペシャル」。YouTubeに紹介されたムービーの真偽をバスターズが検証しようということで、3つのお題を取り上げている。


 一つ目は「マッチ」。3万本のマッチの頭薬を集めて一気に燃焼させると火柱(英語では "fireball")が出るというもの。
まず、10時間かけて3万本のマッチから頭薬を切り落としてバケツに入れ、導火線で着火。見事に紹介ムービー通りの火柱(高さ約3メートル)があがりました。
さてここからが本番。まずリスナーからの「ぜひ、100万で」という要望に応えるバスターズ。12人がかりで半日かかって100万本のマッチの切断作業を実施。さすがにバケツに入りきらずドラム缶入り。盛大な火柱が上がって、アダム大喜び。
さらに追加実験。これだけ充分な火力が得られるなら、大砲が撃てるのではないだろうか? そこで、6万本のマッチを火薬代わりにして大砲の発射実験。的は外したものの、見事に発射成功でした。
 アルカリ金属の反応は水との接触面積が限られるせいか激しい燃焼を超えるものになりませんでしたが、マッチは爆発に近い結果を得られていました。


 二つ目は、直径2メートル(7フィート)のレゴで作った巨大球が坂道を駆け下りるという映像。映像に寄れば、100万個のレゴブロックをもとに作成したのだという。
検証ポイントは3つ。本当に100万個で作れるのか、重さはどれくらいになるのか、映像のように転がるか。
まず、サンフランシスコのレゴランドで取材。巨大球の作り方を教わるアシスタントチーム。そして、教わったとおりに作成に取りかかるが、とにかく作業量が膨大。 まず、レゴの収集が大変。問屋に問い合わせてかき集めたブロックが10万個。これでは足りない。そこで有名なレゴマニアに掛け合って余っているレゴブロックを貸してもらう。(これで、50万個そろってしまうところが凄いが。)
作ってみると、50万個のブロックで重さ2トンの巨大球を作れた。ここで100万個というのが間違いと判明。
 そして、これを坂道で転がしてみる。グラントの予想は、球が車にぶつかったところで車が壊れてしまう(対象映像では、球が止まった)というものだった。 しかし、転がり初めて少ししたところで球自体が崩壊してしまった(ここの崩壊シーンは必見)。回転の衝撃に耐えられなかったようだ。ということで、検証はBusted


 三つ目は、タイヤの発火。タイヤを盛大にスピンさせると煙があがる。ではスピンをさせ続けたら燃えるだろうか?
まず普通に試してみるが燃えない。ここで、アダム曰く "If it worth doing, it worth over-doing"。ということで実験はエスカレート。まず回転中のタイヤに火花を吹き付けてみる。しかし炎上せずタイヤは破裂してしまう。
ところがここでいったん休憩としたところ、30分ほどしたところでタイヤの破片が燃え始める。不思議がるバスターズ。
それならば燃えやすい素材を使うまで、とガソリンを吹き付けるという大技の導入。しかし炎上しない。これだけやって炎上しないのだから、燃えないと結論を出さざるを得ない。
 調べてみると、タイヤが回転することで発生する空気の流れが燃焼を防いでいるから、ということらしい。