−日本でのチベット問題への関心度は
【グローバルインタビュー】 「中国はダライ・ラマの死を待っている」 | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
「残念ながら、欧米などに比べると十分に認識されているとはいえません。ただ、(中国チベット自治区などで中国政府に対する大規模抗議行動が起きた)2008年3月以降は、特に若い世代で徐々に関心が高まってきていると感じます。今後もより多くの人に関心を持ってもらえるよう、地道な努力を続けていきます」
−中国側はダライ・ラマを「分裂主義者」と呼び、チベット自治区などへの開発投資を増やしている
【グローバルインタビュー】 「中国はダライ・ラマの死を待っている」 | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
「中国政府がチベットの経済発展を進めることを否定するつもりはまったくありません。ただ、現在の開発は軍事的な目的やチベットの天然資源の獲得などのために行われており、チベット人のためになっていない。チベット人は『2等国民』扱いされ、そうした不満が08年の抗議行動につながりました。われわれが求めているのは独立でも分裂でもないのです」