k-takahashi's blog

個人雑記用

ホメオパシー問題

 先日、ホメオパシー助産師が新生児を死に追いやった事件の報道があってから、マスコミの追及が急に厳しくなってきた。
 ニセ医療への批判が広まるのは結構なことなのだが、この構図は、「子供が死んだ」「なんらかの団体がいる」「安心して叩ける」という、パターンのようにも見える。 医療事故での医師叩きと同じ構図のような気がしてならないのだ。


 単に叩きやそうなところを叩くという方針がたまたまホメオパシーをターゲットにしただけだとすると、マスコミが何かを契機にあっさりと手のひらを返すことも十分ありえる。
 ただ、個々の記事自体は、それなりにきちんと取材したものに見える。だから、もし問題があるとしたら、現場よりはもう少し上のレベルでニセ医療を放置する構造があったのではないかとも推測できる。


 ニセ医療が排除されるのは歓迎なのだが、正直なところ、私のマスコミ不信は結構根深いので、気になるんです。