Newton (ニュートン) 2010年 11月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ニュートンプレス
- 発売日: 2010/09/25
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記事中では、RNAワールド仮説、タンパク質ワールド仮説、そして両者が合流した仮説を紹介している。さらには膜の方が先にできていたという「リピッドワールド仮説」というのも提唱されているそうだ。
雨乞いレーザー (p.7)
人工降雨の方法としてヨウ化銀などの微粒子を雲に打ち込む方法が知られているが、別の方法がないかと研究されている。
ドイツのローベッター博士が行ったのが、レーザーを打ち込む実験。まだ実際の雨を降らせるところまではいっていないが、氷晶を成長させるところまでは成功したとのこと。
肥満を引き起こす腸内細菌 (p.75)
肥満型マウスの腸内細菌群を取り出して、無菌のやせマウスに移植したら、マウスが肥満になったという実験。ファミキューテス類と呼ばれる細菌の方がエネルギー効率が良いため、食べる量が同じでも摂取エネルギー量が増えてしまうのが理由。
さらには、メタボでも同じような結果が得られたとか。
これが本当なら、腸内細菌をコンとトールして肥満やメタボの対策がとれるようになるのかも。