k-takahashi's blog

個人雑記用

スイーツの神様

 太宰府の境内には「中島神社」という神社もある。小さな神社だが、ここはスイーツの神様がいる神社なのだ。
 

まじめな話をすると、日本書紀に出てくる田道間守という人がいまして、

タヂマモリは、日本の古墳時代の人物。菓子の神としても崇敬される。『古事記』では多遅麻毛理、『日本書紀』では田道間守と表記される。
新羅から渡ってきたアメノヒボコの曾孫である。11代垂仁天皇の命により、非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)を求めて常世の国(祖先の国である新羅のこととも)に渡った。10年かかって葉附きの枝と果実附きの枝を日本に持ち帰ってきたが、垂仁天皇はすでに亡くなっていた。タヂマモリは半分を垂仁天皇の皇后に献上し、残りを垂仁天皇の御陵に捧げ、悲しみのあまり泣き叫びながら亡くなったという。

田道間守 - Wikipedia

徐福が蓬莱に出かけたのと同じパターンのお話ですね。
この果実(橘だったらしい)のエピソードがもとで、お菓子の神様となったとのこと。ご本尊は兵庫県にいらっしゃって、太宰府は戦後に分霊されたもの。九州各地の菓子業者の人たちはここにお参りするそうです。