米国の公衆衛生政策を指揮するベンジャミン医務総監は９日、直接喫煙か受動喫煙かにかかわらず、わずかでもたばこの煙を吸い込むだけで肺やＤＮＡを即座に損傷し、がんの発症につながると警告する報告書を公表した。
http://sankei.jp.msn.com/life/body/101210/bdy1012101033003-n1.htm
残念ながらこの記事では定量的な話が出ていない。英文ニュースもざっと探してみたが見つからなかった。こういう話は針小棒大的になりがちなので、注意が必要。一本で有意な差が出ると言われても俄に信じがたい。
一方、
報告書はまた、習慣性を高めるため、たばこ会社がより素早くニコチンが脳に吸収されるよう製品にアンモニアを加えたり、煙をより深く吸い込みやすいようにフィルターを設計したりしているとも指摘。たばこを試した人々のうち約３分の１が常習的に喫煙するようになるとしている。
http://sankei.jp.msn.com/life/body/101210/bdy1012101033003-n1.htm
こっちは重要な指摘で、「美味い煙草」の追求の結果そうなっただけなのか、常習性を高める目的でそうしたのか、追跡調査が知りたい。
常習性を高めるための操作が本当にあるのなら、それは明確に規制するべきだと思う。
