k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Ep.138 Soda Cup Killer 〜カップ飲料殺人事件

車からカップ飲料を投げ捨てたら、対向車のドライバーが死亡

ドライブ中にカップ飲料を投げ捨てたら、対向車にぶつかって、フロントガラスを突き破りドライバーが死亡した、という都市伝説がある。カップ飲料はそんなに強力なのだろうか?


予備実験として、カップ飲料の中身を色々と変えて衝撃の強さを計測してみた。スチロールカップに、液体、氷入り、スラッシュ(半凍結)を詰め込み、空気砲で打ち出して衝撃を計測するというもの。予想通り一番重量のあるスラッシュが一番強力だった。
衝撃計測器の前にジェイミーの顔写真を貼り付けて、妙に楽しげなアダム。


さて、いよいよ実車での実験。と言っても本当にフロントガラスにぶつけるわけにはいかない。実験用の人形の前にフロントガラスを置いて、それを車の脇に取り付ける。そして、すれ違うように走り、そこにカップ飲料をぶつけるという実験。
フロントガラスは見事に割れたが、突き破ることはなく、ドライバーは無事。この程度ではフロントガラスを突き抜けるのは無理で、伝説はBUSTED


では、缶だったらどうなるか?
こちらも実験したところ、これは見事にガラスを突き破っていた。ということで、走行中に窓からものを捨てるのは危険という結論。ま、当たり前だ。

ヒーローは落ちない

アクション映画には、建物の縁にしがみついていたり、ヘリコプターのスキッドに掴まって逃げたりするシーンがある。あれは可能なのだろうか?


アシスタントチームはまず、普通の人(アシスタントチーム)が細い縁に掴まって、どのくらい保つのかを試してみた。4インチ(トリー)、3インチ(グラント)、2インチ(ジェシー)、はいずれも60秒程度。1インチにジェシーが挑戦するがこれは30秒程度が限界。そして、さらに半インチにグラントが挑むが、「0秒」という結果に終わった。
この実験中は、もちろん落ちた後ロープで支えるようにして行われたのだが、最初に挑んだトリーは、落下した直後窓枠にすねをぶつけて出血。痛そうでした。


さて、次はヘリコプター。風圧にさらされた状態で、スキッドからキャビンに登ることなどできるのだろうか。
まず飛行中のにヘリのローターから吹き付ける力を測定してみたが、これがほとんど問題にならないレベル。(100グラムとかのレベル) なので、ダウンウォッシュで振り落とされることはなさそうだ。
このあとでフルスケールの実験。実物大のモデルを作り、スキッドに掴まる。そこに巨大送風機で風を送り、登れるかという実験である。
これは意外なことに、3人とも難なく成功。それほど難しい行動ではないのだな。