k-takahashi's blog

個人雑記用

ダライ・ラマ、継承者めぐる中国の発言権を否定

 ダライ・ラマは声明で「90歳ぐらいになった時に、チベット仏教の伝統について、ラマ高僧やチベットの人びと、それにチベット仏教に関連する人々と相談し、ダライ・ラマの制度を存続させるべきか否かについて再評価する」と述べた。さらに、「そうした正統な方法で認められた転生以外には、中国を含むあらゆる者による政治目的のために擁立された候補者の承認も認可も、行われるべきではない」と指摘した。

ダライ・ラマ、継承者めぐる中国の発言権を否定 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

それは当たり前の話なのだが、中共パンチェン・ラマ11世のニセモノを祭り上げた前科がある。

 同じことが1995年にチベット仏教で第2の高位者であるパンチェン・ラマ(Panchen Lama)の次期継承者を選んだときにも起きた。中国はダライ・ラマが選んだ次期パンチェン・ラマを拒否し、独自の転生者を選んだ。
 パンチェン・ラマ11世に中国政府が認定したギェンツェン・ノルブ(Gyaincain Norbu)氏(21)は、たびたび中国政府のチベット統治を称賛している。
 一方、ダライ・ラマパンチェン・ラマ11世に認定したゲンドゥン・チューキ・ニマ(Gedhun Choekyi Nyima)氏は、1995年に中国当局に拘束されて以降、公の場に姿を現していない。

ダライ・ラマ、継承者めぐる中国の発言権を否定 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News