どちらも先週のゲームマーケットで入手してきたもの。
おまじな大饗宴
「TRPG福袋」や「大饗宴」同様のコンセプトで、ワンアイディアゲームを組み合わせたアンソロジー。
「SFオペレーションTRPG究極執刀アスクレピオス」、「死亡フラグTRPG」、「異文化交流TRPG 3人いるっ!?」、「恋愛シミュレーションTRPG 恋する時間」 、「クライマックス生成パロTRPG BOSS戦!」、「眼鏡の天使TRPGメガネリオン」、などが収録されている。
一応全部リプレイ付きで、遊べるレベルには仕上がっているみたいだけれど、アスクレピオス以外はロールプレイ判定とか演出が中心で、読んで笑うのがメインのような気もする。
敗犬は荒野をかける
こちらは、「ラビットホール・ドロップス」のエテルシアさんが、ゲームマーケットで頒布していたTRPG。
PCたちは日輪皇国軍の敗残兵となり、友軍の前線基地を目指して、帝国兵の追撃部隊を振り切りながら戦場を脱却していくこととなる。PCたちは全員、何らかの問題を抱えている兵隊であり、厄介払いも兼ねてひとまとめにされた混成部隊なのであった。
判定でどんどん疲労やストレスが溜まっていって、状況も悪化していって、それをなんとかクリアーしていくシステム。
TRPG的にシナリオを作ってGM裁定である程度判定をいじってもよいということになっているけれど、ボードゲームライクなシステムでそのまま遊んだ方がそれっぽくなるような気がする。
悪化していく状況を何とかするというあたりから「レッドノーベンバー」を連想したけれど、ああいうぐだぐだ具合の可笑しさは、TRPGよりもむしろボードゲーム的運用から生まれるのではないかと思っているので。