すかさず豪華すき焼き弁当をさし入れ、和やかな雰囲気の中で懇談に。野党の反応は「思いがけず食事が出た」（日本維新の会・小沢鋭仁国対委員長）と上々。別の野党国対委員長は「民主党が与党のときはこんな弁当は出なかった。だから民主党は政権運営に失敗したんじゃないの」と、国会運営をめぐる心配りの面で自民党に軍配を上げた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130125/stt13012520480006-n1.htm
「豪華すきやき弁当」とか「懐柔」とか、ちょっと馬鹿にしたような感じの記事だけれど、初顔合わせのときにちょっとしたもてなしをするのは別に悪いことではない。
外交でだって、食事は重要な打ち合わせの場になる。そのために一流のコックを雇っているところは多い。
他にも
岩城光英議運委員長（自民）は記者団に「特例中の特例。新政権が誕生して最初の所信表明なので、野党にも配慮しようということだ」と述べた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013012500827
というニュースもあった。
もちろん、ねじれ参院への配慮ということもあるのだろうけれど、民主党はそもそもこういう配慮が全然できていなかった。
民主党にはこういうことをやってくれる裏方役の人がいなかったということなんだろう。（あるいは、当時のことを思い出すに、とりあえず自民党のやったことは全部否定する、という発想になっていたのかもしれない。）
