中国当局、チベットの人気歌手を拘束

亡命チベット人向けのラジオ局「チベットの声」（本部オスロ）は２６日、チベットで高い人気を誇る歌手ゲベイ氏が、新たに制作されたシングルに当局の逆鱗に触れる内容があったとして、拘束されたと伝えた。
中国当局、チベットの人気歌手を拘束歌詞が逆鱗に触れたか

　シングルの収録曲「チベットの勝利」の中で、ダライ•ラマへの想いや国内外のチベット人の再会への強い願いが表現されている。もう一曲「僕ら、不幸がありすぎて」は、ダライ•ラマの亡命やチベット人の焼身自殺、ラサなどで起きたチベット人虐殺事件などを含むチベット近代史を回想し、悲しいメロディーで歌われている。
中国当局、チベットの人気歌手を拘束歌詞が逆鱗に触れたか

ググってみたらYoutubeに曲がありました。

実のところ、中国は毎年のようにチベットの歌手を捕まえている。（外部にニュースとして伝わるものだけでも毎年のようにある。実態は遙かに酷いものだろう。）
“the same policies of the Cultural Revolution but of a different name”（適当訳：名前をこそ違うが、文化大革命と同じことをやっているんだ）と、『チベットの秘密』*1の著者ツェリン・オーセルは書いている。