去年の秋、早稲田大学は、
早稲田大学は、下記のとおり、不正の方法により学位の授与を受けた事実が判明しましたので、当該学位について、授与の取り消しを決定しました。現在、本人に学位記の返還を求めています。(注:後日学位記の返還があった。2013年12月26日追記)
http://www.waseda.jp/jp/news13/131021_degree.html
(中略)
博士学位授与論文において、少なくとも64カ所にわたり不適切な引用がなされており、そのうち12カ所においては晏氏自身の見解であるとして論述されている部分について、他者が作成した文献から無断で盗用している。早稲田大学学位規則第23条(※)に規定されている「不正の方法により学位の授与を受けた事実」にあたると認定。
という処分を行っている。
一方、今日は、
理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが2011年に早稲田大に提出した博士論文について、早大の調査委員会(委員長・小林英明弁護士)は17日、盗用などの問題が11か所見つかり、うち6か所で不正行為があったと認定する報告書を公表した。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140717-OYT1T50077.html
だが、早大の規定上、「小保方氏の博士号の取り消しには該当しない」とした。
という発表をした。
早稲田の「不正の方法」ってどういう基準なんだろうか。