k-takahashi's blog

個人雑記用

ロール&ロール 123号

Role&Roll Vol.124

Role&Roll Vol.124

特集はクトゥルフのリプレイというネタで、年末に2冊出たのに合わせたもの。
森瀬繚氏が、リプレイの歴史(1982年のエルツリグナーからの概要)と、「物語としてのリプレイ」「リプレイにおける恐怖」といったことを簡単に解説している。(個人的には、「物語としてのリプレイ」は徒花だと思っているけれど)

シナリオ「暗い銛で眠らせて」は、なんか『マンション・オブ・マッドネス』のシナリオを読んでいるかのような印象だった。王道的ということではあるのだけれど。


スピコピは『ゴーストハンター』。終盤はいかにもな展開(オチも含めて)。


銀パパのコラムは、先日のゲームマーケットと、『宝石の煌き』『エニグマ』。
子供、外国人、女性、が目に付いたそうだ。

ウォーゲームの復活も着実らしい。売り子を務めていた知人の話によると、興味を示す女性が増えているという。「女性のゲーマーは、ウォーゲームを最もハードなゲームと見ていて、それがどんな感じなのか経験してみたいと考えているようです」とのことだった。「ただし、女性はやはり日本史物が近づきやすいようです。最近『スモールワールド』のシステムを取り入れた戦国時代のゲームが出たんですが、評判がいいようです。さらに同じシステムで三国志も出るようです」
(p.131)

女性と日本史については、徳岡先生も別紙でコラムを書いているのだけれど、こちらは後日紹介。


安田先生のコラムは、協力型ゲームのストーリーゲーム。という流れでゾンビゲーム。『冬の真っただ中で』というゾンビゲームが、独裁者問題を解決しつつ協力ゲームでストーリーのための仕掛けも充実しているらしい。