- 作者: 山本勉
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2006/05/27
- メディア: 大型本
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この本は、東京国立博物館で2005年1月12日から3月6日まで開催された「親と子のギャラリー 仏像のひみつ」という小さな展覧会の内容をもとにしています。
(中略)
第二部の展示がめざしたのは、仏像彫刻の鑑賞方法をわかりやすく提示することでした。
(顛末、より)
如来、菩薩、明王、天、の分類。仏像の作り方(金銅仏、塑像、脱活乾漆造り、木心乾漆作り、一木造り、寄せ木造り、割矧ぎ造り)、太ったりやせたりする仏像、といった順で分かりやすく解説してくれる。
脱活乾漆造りの製造工程の写真は初めて見たし、太ったりやせたりするのも知らなかった(横から見たときのシルエットが時代により変化する、という話。言われてみれば、確かにそうだなあと)。
親しみやすいイラストと、実際の仏像の写真とをうまく混ぜてあり、分かりやすい。