任天堂は17日、ディー・エヌ・エー(DeNA)と資本・業務提携の締結について合意したと発表した。任天堂とDeNAが株式を持ち合い、任天堂の保有するキャラクターなどを使ったスマートフォン(スマホ)向けゲームを共同開発する。
任天堂のキャラクターでスマホゲーム DeNAと提携 :日本経済新聞
正式リリースを読むと、
任天堂はより多くのお客様が任天堂IP に触れる事業機会を創出する
http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2015/150317.pdf
任天堂のゲーム専用機だけでなく、PC、スマートフォン、タブレットなどの多様なデバイスに対応した新たな基幹システムを構築し、その基幹システムを用いた会員制サービスを、平成27年秋の開始を目指して共同開発
http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2015/150317.pdf
とある。任天堂管理下でのIP活用(=露出増加によるIP力強化)、会員管理を自分でやる、というあたりなので妥当と言えば妥当。今後、AppleやGoogleの基盤も使うにしても(Kindleのように)自分で基盤を持っていれば発言力の差になってくるし。
DeNAでいいのか?というのは多少疑問で、任天堂クラスなら海外の優秀なところを買ってしまう手もあったと思う。まずは日本からということなのかな。
27年秋開始というのは、任天堂にしては思い切った言い方だと思う。