k-takahashi's blog

個人雑記用

大原美術館

おそらくは、日本で一番有名な私立美術館。
有名なイオニア式柱の建物は、確かに銀行を思わせるもので、周囲の他の建物からは浮いているのだが、それはそれでいいかと納得させる感じでもあった。

広さでは公立の美術館に及ばないものの、「ここにあるのが奇跡」とまで言われたグレコの受胎告知をはじめとして、「ストーリー付き」の美術品としての面白さがある。この美術館については、背景のストーリーを予習しておくか、説明ツアー・音声ガイドなどを頼りに見るのがおすすめ。
有名な絵を見るだけなら、本館・分館をざっと見て1時間で余裕だと思うが、工芸館は建物自体が民芸品的で面白いし、アイビースクエア内の児島虎次郎館なんかも、当時の西洋がの技術をの取り入れ方とか面白いし、といって全部回ると2時間+休憩時間が必要。
ただ、現代芸術とかは、まあ、わざわざ倉敷まで来て見るほどのものかというところもあるので、美観地区を見る方に時間を回すほうがいいかも。(時々美術品で「これ、SANゼロだろ」というのがあるけれど、ここにあったのは「SANゼロっぽくしてみました」という感じだった。)


美術館の後で、一般公開されていた大原邸別宅(有隣荘)も見学。品の良い建物でした。


そのあと、アイビースクエアを見て、児島虎次郎記念館を見て撤収。なんだかんだで13時。休みなしの強行軍。