ブリューゲルのバベルの塔が、東京都美術館で公開中。ということで行ってきました。
昔来日したことのある絵なんだけれど、その時は見られなかったんだよな。
開館30分前の9時に現地に到着したら既に入場待機列。先日のミュシャほどではないけれど、人気あるなあ。（ちなみに、11時頃で入場20分待ち）
メインは『バベルの塔』だけれど、ボスやボス系の絵も幾つか来ている。（余談だが、先日のベルリンのときに「なんで機械メーカーが展示してるんだろう？」と不思議に思ったのだがBosch違い。このBoschが日本では「ヒエロニムス・ボス」）
ボスは天然で変な奴だけど、彼のフォロワー（ブリューゲルも含めて）は性格悪いんだなあ、というのに納得。（ボスはオタク的に変な絵に異様なこだわりを見せているけれど、フォロワー達は最初から風刺目的だなあ、というのが絵から感じられた）
『バベルの塔』は一部屋使っての展示。思ったより小さい絵なんだけれど、書き込みが尋常でないのと、あと色合いの独特さが印象的。イメージ的には先日のミュシャのスラヴ叙事詩的なサイズを感じるよね、あの絵は。
ブリューゲルの「魚を食べる魚」のぬいぐるみ。ほぼ人間大。
