k-takahashi's blog

個人雑記用

ホモ・ルゾネンシス

インドネシアフローレス島で発見された小型のヒト族フローレス原人(Homo floresiensis)と並んで、今回のホモ・ルゾネンシスの発見は、ヒト属の進化における東南アジアの島嶼個体群の重要性を浮き彫りにしている。これら2種には違いがあるものの、両者の状況は類似していた可能性があり、共に、それ以前のヒト族が離島に隔離されて独自の進化の道筋をたどった残存個体群であると考えられる。

https://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/98288

 先日読んだ本『我々はなぜ我々だけなのか』には、フローレス原人(ホビット)の話題が出ていたが、フィリピンでも似たような原人が見つかったというニュース。

数万年前と推定されているそうで、アジア地域の原人の多様性がまた増えたということでもあるし、離島での進化は思ったよりよくあることなのかもしれないという話でもある。

歯の分析を緻密に行うことで仮説を絞り込んでいくのは上記の本にも出ていたが、そういう細かい解説記事がよみたいところ。