Arthur C. Clarke The Collected Stories
The Collected Stories Of Arthur C. Clarke (GOLLANCZ S.F.) (English Edition)
- 作者: Arthur C. Clarke
- 出版社/メーカー: Gateway
- 発売日: 2011/06/02
- メディア: Kindle版
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クラークの全短編集。電子版の便利なところで、100編以上ある短編がこれ一冊になっていてそこそこの値段で買える(今は1200円ちょっと)
さすがに全部読むのはしんどいので、"Rescue Party"と"The Wind form the Sun"をつまみ食い。今更ネタバレどうこうはないと思うので、ちょっとだけ引用。
Yes, they dared to use rockets to bridge interstellar space!
(No.1346)
(適当訳:そう、あの連中はロケットで恒星間を渡ろうとしてるんだ)
but his would be the first of all man’s ships to set sail on the long journey to the stars.
(No.19264)
(適当訳:人類の作ってきた船のなかで、遠き星々へ旅立つ最初の船になるのだ)
どこのシーンだかは分かるよね。
3万年前の航海、丸木舟で完遂
当時の航海技術水準などを探るのが目的。チームは台湾東岸を7日午後出発、海図などは持たず、太陽や星の位置だけを頼りに夜を徹しての孤独な航海を完遂させた。
https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2019/07/20190709_01.html
丸木舟で台湾から日本に行けるのか?という実験。
3ルートのうち、特に台湾からのルートでは、日本人の祖先がどのような手段で荒波を乗り越え海を渡って南の島々に移り住んだのかなど、詳しいことは分かっていない。このため、海部さんらのチームは、台湾からの渡来ルートとみられる約3万年前の航海を再現しようとこの壮大なプロジェクトを計画した。
3年前の実験では草を編んだ船だったが、このときは無理そうという結論だった。今回は丸木舟で無事に黒潮を突破したことになる。
詳しい報告は別途でるのだろうし、学問的な議論も色々とは思うが、実験として面白い。
地球へ
言わずと知れた竹宮恵子の傑作。
Kindleセールになっているのを知って、「これって、読んだような、まだ読んでなかったような」と思っていたら、妻から「いいからとっとと買って読め!」と指令が来たので購入。うん、読んでませんでした。(今となっては割と定番ネタなのと、やっぱり話題作なので断片的に知っていたのとが混ざって、読んだかもと思い込んでいたようだ。)
設定は割とストレートだが、登場人物の逡巡振りは興味深い。この辺がキャラの魅力となって今でも人気あるんだろう。
夕食:スタミナソーメン、積ん読:7冊
夏コミ原稿チェックとソロプレイ。4日か5日でクリアできると思うがなあ、という辺りで微調整。