システムはいつものFEARゲー。トランプを「フレア」と称するリソースとして扱うのがポイントと言えばポイント。
「パス」(キャラクターの重要設定)をうまくロールプレイすると「フレア」が貰える。シーンが終了すると手元の「フレア」の数を「手札上限」(パスの数)まで減らさなくてはならない。つまり、適当に使いながら、最終シーンのために良い手札をため込むことになる。
「フレア」は特技の代償として要求される場合もあるが、基本的には、達成値のブーストに利用される。このとき、スートが合っていれば、札の数値を足すことができる(AとJokerは20,絵札は10。)ので、大きな達成値が可能となる。(通常の達成値は判定値+2d6。判定値は10あればかなり高い方。)但し1度に1枚のみの使用。最終決戦時までに自分のスートのAを持っている必要があるだろう。パス可能なので、人に渡すのも大事。
背景設定もマルチジャンルっぽくしてあるが、TORG*1の縮小再生産版と言われれば、その通りかもしれない。
つくづく、良くできたシステムだったと思う。>TORG