ロールプレイング・ゲーマー Vol.14(Summer200
- 出版社/メーカー: 国際通信社
- 発売日: 2006/06
- メディア: 大型本
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付録ゲームは「怪獣征服」。TACTICS掲載以来なので久しぶり。大阪マップとプレイヤーが怪獣を操り目的達成を競うシナリオが追加されている。桂氏の怪獣ゲーム紹介も、いつものノリで楽しめる。
一方、一般記事の方は、相変わらず焦点が定まらない感じ。世界設計の話をするのは良いが、なぜ、具体的なゲームの上でやらないのだろう。柳川の小説の舞台を説明してもしょうがないだろう。
緻密な設定は、重量級ゲームで扱ってこそ生きるものだが、 RP-DOJOで芝村氏が述べているように、今の日本で重量級TRPGは作れない。だから、中量級ゲームにおいてゲーマーが自分たちの必要に応じて詳細な設定を追加するというのが現状に即した解決になるはず。同じ号にそういう記事を載せておいて、なぜにこういう中途半端なことをするのやら。
年に4冊しか出せない雑誌なのだから、もうちょっとなんとかして欲しい。多少の妥協はいいのだが、作れる記事ではなく作らなくてはならない記事を載せるようにしないと。