ほぼ定刻の１３時ちょっと過ぎに香港到着（日本との時差は１時間なので、飛行時間は約４時間）。気温２７度というから日本の夏感覚だが、蒸していないので長袖でもなんとなかる程度。
今回の目的地はシンセンなので、空港から直接出発しているフェリーに乗り換える。ちなみに、香港は大陸中国とは扱いが別なので、香港入国と大陸中国入国と２回手続きをしなくてはならない。ところが、このフェリーは空港から直接シンセンに移動してしまう、つまり香港に入らない扱いなので、手続きが１回で済む。
一方で、航空会社に預けた荷物の受け取りはシンセンに着いてからになるため、リスキーと言えばリスキー。香港で荷物をピックアップするには、香港にいったん入らないといけない。そうすると、今度は、効率的とは言えない手続きを２回踏むことになる。
どっちのリスクが大きいかは微妙なところだが、スーツとか着替えとかをスーツケースに放り込んだので、最悪ロストバゲッジで１〜２日遅れても大丈夫なように手配して、今回はフェリーに挑戦してみた。観光でシンセンに来ることはないだろうから。
さて、そのフェリー。１時間に１本くらいの頻度で出ている。飛行機を降りて進んでいくとフェリーのカウンターがあり、ここで切符を買うことができる。クレジットカードも使えるので、香港ドルに両替する必要はない。切符を買うと、航空会社に預けた荷物証を預け、代わりにフェリー会社の預かり証を受け取る。
フェリー用の簡単なセキュリティチェックを受ける。そして、到着ロビーの１フロア下にフェリー用の待合いフロアがあるので、そちらに移動して待つ。ロビーからはバスにのり５分ほど走るとフェリーの搭乗口。こちらは、色々古い感じの建物で、大きな扇風機がまわっていたりする。
フェリーは全席指定なのだが、私の乗った便は２割程度の席しか埋まっていなかった。フェリーで３０分行くと蛇口埠頭到着。ここで、スーツケースを受け取り、入国審査。大陸中国なので、健康申告書と入国申請書（書類はどちらもフェリー内にある）を提出。入国審査を抜けて、埠頭の建物に。
航空会社によっては、ここからチェックイン可能なのだが、残念ながらANAは無し。
埠頭からタクシーで５分ほど（料金：１２人民元）でホテル到着。
