科学博物館で開催中の特別展『花 FLOWER 〜太古の花から青いバラまで〜』(http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2007/flower/index.html)の鑑賞。
ちょっと極端な言い方になるが、実のところ目当ては「青いバラ」だけのつもりで出かけた。で、その青いバラだが、厳重に撮影禁止となっており、専門の監視員が張り付いていた。フラッシュをばしばしたかれては花が持たないということなのだろう（展示期間のことを考えれば判らないでもない）。よく言われているように、青と言うよりは青みがかった紫色というほうが近い。ただ、写真には出にくそうな色だな、とも思った。ここ(http://www.asahi.com/hanaten/topics/TKY200703050173.html)に写真があるが、印象としてはもっと濃い感じだった。インクなら表現しやすいのかもしれない。
他にも、サボテンや高山植物など、こういうところで展示するのは大変そうなものが幾つもあり、苦労が伺える。古生代の頃の化石とかラフレシアの断面標本とかが面白かった。
ただ、普通の感覚で見に行くとすると、やはり目当ては青いバラだけとなるわけで、展示企画としては少々弱いかな。まあ、ナマモノの展示が大変だということは判る。
