近未来戦闘アクション映画、2005年。
ストーリーは本当にどうでもいい出来で、これに比べればエースコンバットシリーズでさえリアル系を名乗れるかもしれない。都市上空を超音速低空飛行して敵に気づかれない、なんてのはまだまだ。タジキスタンでの作戦活動で燃料が乏しくなったので南太平洋で空中給油し、シベリアに侵入。そのあと空母に戻れないのでアラスカの秘密基地へ移動。一方タジキスタンの作戦で被弾した僚機は北朝鮮領内で空中爆発し、パイロットは北朝鮮内で逃亡する羽目になる。ええっと、出来れば地図見ながらシナリオ書いてください。
なので、見所はアクションシーン。こちらはエースコンバットのり。異様な外見の航空機が滅茶苦茶な機動をしながら派手にどんぱちしてくれます。目的地上空でターゲットとなるビルを貫通させるために急降下で速度を稼いだり、飛行船型の空中給油母艦が配備されていたり、谷間を低空飛行したり。この空中給油母艦がなかなか絵になる出来。給油管を破壊してジェット燃料をばらまかせて、そこにアフターバーナーで着火して炎のリングを作るというあたりはなかなか芸が細かい。
BGMまでエースコンバットぽいのには笑った。
