k-takahashi's blog

個人雑記用

遺跡の声

遺跡の声 (創元SF文庫)

遺跡の声 (創元SF文庫)

 読んだことあるはずなのに、「新作短編」に釣られて買ってしまった。で、結局全部読んでいる私。
ちなみに、新作は今年のSFジャパンに載った「渦の底で」。牧眞司氏の解説にはクラークの短編との類似性が指摘されているが、私も読んでいて朧気にそれを感じていた。「救助隊II」なんかは冒頭まで似せている。


 本作にもイラストレータ加藤直之氏のショートコラムが載っている。イラストに起こすために、丹念に情報を整理している様子がうかがえる。そして出てきた結論が「調査艇はけして小さくはなかった」。あとは、富士山と並べて「救助隊II」のレーザー基地や「遺跡の声」の四面体が描かれているのだが、大きいなあ。