k-takahashi's blog

個人雑記用

どくそせん

どくそせん

どくそせん

 イカロス出版の「萌え ミリタリー」シリーズ(私が勝手に付けた)の一冊。
例によってマンガの位置づけはよく分からない。こういうの受けるのかなあ。


 本文は架空戦記作家の内田弘樹氏によるもの。こちらは至極まっとうなできで、普通に書かれています。類書と比較すると、独ソ戦に巻き込まれた東欧北欧諸国関連の記述が多めになっており、戦後への影響も量は少ないものの触れられている。
ベルリン陥落後についても、パットンのプラハ突撃に関する記述あり、ハルベ脱出戦(ベルリン南方で赤軍に包囲されていた第9軍による、西方脱出作戦)ありで、意外にマニアック。独軍の各種謎部隊(ヘルマン・ゲーリング装甲師団とか)に拘っているのは作者(絵師)の趣味だろうか。