k-takahashi's blog

個人雑記用

卓袱料理

その昔、隠元和尚などによってもたらされた普茶料理の配膳形式に、長崎町民の間で作り出された和・唐・蘭のミックスした献立が、そのまま盛りつけられ、長崎独特の料理を生み出しました。 それが卓袱料理の始まりだとされています。
一卓一卓に大皿で数人分の料理を盛る卓袱形式(朱塗りの円形テーブルを卓袱(しっぽく)と呼んでいます)は、簡単で合理的なため、その後町人たちが多い長崎で大いに受け、今もなお長崎ならではの味として愛され、親しまれています。

http://www.sippoku.jp/about/index.html

 長崎市内に行くのは初めてなので、じゃあ名物でも食べてみようということで卓袱料理に挑戦。
予約なしで、かつ少人数(2人)でも大丈夫なところを探したところ、浜勝というお店が該当したので行ってみました。(あとで調べたら、リンガーハットが同系列らしい)

 場所は、路面電車思案橋駅から歩いて5分ほど。


 一人3000円のランチ用卓袱料理を注文。写真は2人分です。

これでも、卓袱料理としては最小構成だそうです。基本的には、おせち料理の系統でしょうか。あれに中華・洋風の料理が付け加わったと考えるとイメージとしては近いかな。美味しかったです。