k-takahashi's blog

個人雑記用

モータートゥーン・グランプリ USA EDITION

 SCEゲームアーカイブスで販売されていたので、購入してちまちま遊んでいましたが、ようやくクリアー。
 USAエディションとなっているが、日本版は「モータートゥーン・グランプリ2」という名前で1996年の春に発売されている。初代はPSの発売と同時(1994年12月)発売で、調整不足なできでしたが、「2」で見事なリベンジを果たしました。

 実は、「2」から「USA」になったところで、難易度が下げられており、私は当時「2」の最高難易度はクリアーできませんでした。低難易度ではアイテムを使ってバリバリ妨害しあうゲームですが、難易度が上がってくるとアイテムがなくなり、純粋レースでの勝負に。それも、重心移動によるドリフト、コース取りと加減速タイミングによる変わってくるタイム、スリップストリームまで再現されており、ぐにゃぐにゃ変形する車やポップな色遣いのコースなど見かけに反しての正統派レースゲームでした。
最高難易度をクリアーすると遊べるようになるのが「R」というおまけゲーム(今回の版でも遊べます。) これが、超リアル系のレーシングゲーム。なにせ、まっすぐ走ることすら難しいという代物だったのです。なるほど、こういう技術が背後にあったのかと当時妙に感心しました。


 このゲームを作った後で、スタッフは「今度はリアルなレースを」と言っていました。それが発表されたのが、1997年の9月。ゲームの名前は「GT」だったわけです。