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特集はチンギス・カン。なかなか渋い特集。付録ゲームもチンギス・カン。それはよいのだけれど、堀江隆靖氏のデザイナーズノートが、やや暴走気味。「チンギス・カンがマイナーテーマ扱いされているのはおかしい。小学生でも知っている人物がマイナーというのは変だ」という感じのお話で、「だからメジャーなホビーとして認められないのだ」と言っている。そして、「今回の付録の超メジャーテーマをプレイしまくれ」とのこと。
議論の大筋はいいとして、でも、テーマがホラムズ征伐、コイテンの戦い、カラカルジトの戦い、ナク崖の戦い、でメジャー？ 戦略級ゲームにしないと分からないのではないだろうか（元寇なら戦術級でもいいか。でも元をテーマにした戦略級を作れば、元寇が何だったかが分かる素晴らしく教育的なゲームが作れるかもしれない）。 同じ号に「トワイライト・ストラグル」が「ウォーゲーマー以外のゲーマーにも支持を拡げて大ヒット作となりました。(p.71)」とあるのですし。
リプレイは、付録ゲーム（ホラムズ戦）とロンメルアフリカ軍団。ミニゲームの強みで、前者は2戦、後者に至っては4戦プレイしている。こういうのは嬉しい。
