k-takahashi's blog

個人雑記用

国際宇宙ステーションで生命検知用トリコーダの実験?

On the International Space Station, astronauts are carrying an experimental device that looks strikingly similar: LOCAD-PTS, short for Lab-On-a-Chip Application Development Portable Test System. This handheld biological lab is the first step along the path to developing something akin to Dr. McCoy's medical tricorder.

http://science.nasa.gov/headlines/y2008/09may_tricorder.htm

 名称はLOCAD-PTS (Lab-On-a-Chip Application Development Portable Test System)。携帯型の生物実験装置で、外見はスタートレックのトリコーダそっくり(元記事には写真あり)


 生命検知と言っても、「船長、惑星上に生命反応ありです」というわけではない。ISS内部での細菌の散らばり具合を調べるため、検査対象部をかるく掃除して集めた塵の中に微生物がいるかどうかをその場で調べることができる簡易キットである。菌の出所は当然人間で、記事によれば「人間の質量の2%は微生物」であって、これがISS内にどのように散らばっているかを調べるのだそうだ。

 微生物が生きているか死んでいるかの判定機能は今後追加される予定。それが可能になれば「ジム、もう死んでいる」とか言えるようになるとか、ならないとか。

 病気の診断用という用途も視野に入っているそうです。


 しかし、記事の中がスタトレだらけで笑える。