k-takahashi's blog

個人雑記用

SIREN

 とりあえず難易度Easyで1回目クリアー。そして、この手のゲームのお約束として、1回クリアーしても話がよく分からない。さて、2回目に取り組むか。


 シナリオの設定上、同じ場所を何度も行き来することになるので、最初は誘導有り敵無しで、後半は誘導無し敵有りで、といった感じで難易度を上げていくのは中々いい手かな。
 敵味方を含めて、他キャラの視点情報を利用しながらリアルタイムパズルを解くというのも面白い。1990年代に「ナイト・トラップ」というコンピュータゲームがあり、これは防犯カメラを切り替えながら敵に対応していくというタイプのゲームだった。当時リアルタイム3D映像生成技術はゲームには使えなかったので、ムービーを切り替えるタイプでしたけど。今なら、あれをリアルタイムで全部処理できるわけですね。
 その辺を生かして、色々と面白そうなネタは考えつく(因果まで全部計算して違う時間軸情報を共有するとか、パラレルワールドの関係を計算するとか)のだが、どうにも操作が複雑になりすぎてしまうよね。凝ったロジックを楽しむのなら、テキストアドベンチャーがやはり良いのかもしれない。


 アクションアドベンチャーの場合、「ロジカルにパズルを解き損なっている」のか「アクションを上手くこなせていない」のかが判然としないのがシステム的な問題となる。本作も、その問題は解決できてはいない。そこが楽しいのだとも言えるのだが、最近は「何でも簡単ならばよい」という風潮があるから、こういうゲームは評価が低くされがちなのが惜しい。難しいのも味のうちなので、あまり単純な評価だけで済ませるのはどうかと思う。