到着が早朝で、ホテルはまだチェックインできず。時差ぼけ解消目的もあって、昼間は街中をうろつくことにしたのだが、なんでも、この週末は湖の畔でエアショーが開催されているとか。折角なので見に行く。
湖岸の砂浜には、スポンサー企業の展示物や、海軍、陸軍の紹介展示などが並んでいる。オフィシャルなものではないと思いますが、ブッシュを攻撃する展示や、オバマ候補に投票しましょうというビラを配っている人もいる。でも、特にセキュリティチェックがあるわけでもなく、外国人の私も普通に会場に入れました。
パンフレットを見ると、軍の展示、民間のアクロバットチームに演技、シカゴ消防局のデモ、そして目玉のブルーエンジェルスと30項目ほど並んでいた。全部見たわけではないので、見たものだけ簡単に。
F-22
よくUFOの目撃報告に「飛行機ではあり得ない飛び方をしていた」というのがありますが、ラプターもなんだか、飛行機とは思えないような機動をします。ショー内では、様々な飛行機が登場しましたが、F-22の動きは確かになにか変でした。複葉機がシカゴの強い風を利用してくるくると動いてみせる場面があったのですが、更に怪しい動きをしていました。
機動自体はビデオなどで見たことがあったのですが、実際に空を飛んでいるのを見ると、特に他の飛行機との比較でその異常さが分かります。
あとは、前方から見ると薄く見えます。
B-1B
ランサーも実機を見たのは初めて。羽根を広げた状態、閉じた状態、と何度かフライバイしてくれましたが、こちらも爆撃機とは思えない旋回のしかたを披露していました。
F-15
F-15の得意技、垂直上昇を見ることができました。曲芸用の飛行機が垂直上昇をすると、どんどん速度が下がっていきます(プロペラ機の場合、ここでくるっと回ったり、ひねりを入れたりする見せ場になります。)が、イーグルの場合は、速度が落ちずにどんどん上昇していきます。そのまま雲の中に一旦消えてしまい、再び姿を現すという展開になります。
ブルーエンジェルス
エアショーなので編隊飛行が多様されるのですが、彼らはさすがに密集度が一枚上でした。速度も速く、本日の主役が彼らなのも頷けました。