- 作者: 日本SF作家クラブ,小松左京
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本
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そんなものもあったのか、と今更ながら知った話もある。次回(はいつだろう)のための貴重な資料だと思うが、いっそその観点から、企画意図や準備中の問題などについてはフォーマットを揃えてしまった方が判りやすかったかもしれない。あとは、国内外の交流を促す仕組みはもっともっと必要だったのだな、と思った。
一つ、見落としていた話で面白かったのがあったので抜き書き。
「サイバーパンクと未来への想像力」での桜坂洋氏の発言
いまのマンガやライトノベルのセカイ系と呼ばれる作品がサイバネティクス的身体改造、つまりSF的要素をすべて女の子の方に割り振って、男の子はそれを見て悩むだけとなっているのが日本的な受容の極端な例として面白い。(p.123)