[rakuten:amiami:10089256:detail]
ここの紹介が良く書けているので、http://b2fgames.com/article.php?story=Dominion 是非、全文を御覧下さい。
マジックが普及させた概念の中に、「ルールをカードに書くことで、基本ルールを少なくする」、「使用するカードを選択することで、自軍の潜在的能力・弱点を作り込む」というのがある。それが見事にドミニオンには結実している。
ドミニオンの基本ルールは極めてシンプルである。
- アクションフェイズ 手札の中からアクションカードを1枚選択し、実行してよい
- 購入フェイズ 資金の制限の許す範囲でカードを1枚購入して良い
- クリーンアップフェイズ 使用したカードと手札の残りを捨て札に置き、山札から5枚カードを引く
これだけ。
但し、アクションカードにはそれぞれ個別のルールが記述されており、アクションを追加したり、カードを引いたり、購入フェイズで利用できるコインを得たり、購入数を増やしたり、その他色々なことができるようになっている。
だから、どのようなカードをどのような順番で追加していくのかを考えながらカードを購入し、出来上がったデッキをプレイしながらデッキの更新を行うことになる。
そしてプレイのバリエーションは、このアクションカードの種類によって決まる。セットには25種類のカードが10枚ずつ入っている。この中から10種類を選ぶ。事実上組み合わせは無限というわけだ。
マジックと違って、ゲーム中、デッキ内容は常に変動し続ける。5回ほど軽くプレイしてみただけだが、カードの引きの問題もあり、うまくバランスを取るのはかなり難しい。しかも、実際には他のプレイヤーとの競争関係を見ながら微調整が必要になってくる。
ルールはすぐに憶えられる。最初は面白そうなコンボを目指してデッキを組み上げていけばよいだろう。それは上手くいったりいかなかったりするだろうが、どこかで勝利得点競争が始まりその後数ターンで収束する。
1ゲームは30分弱で終わるから、何度か繰り返せばよい。そこが多分楽しくなると思う。
方針を立てて、それが普通に運用できているときは、ものすごいスピードでプレイが進む。悩み出したときに、どの程度の長考を認めるかはプレイ前に話し合っておくのが良いかもしれない。
ロボットプレイ
今回は「最初のゲーム」セットで練習してみたのですが、練習用のロボットプレイヤールールをちょこっと考えてみた。
- アクションフェイズ 以下の優先度で、プレイを行う
- 鉱山
- 鍛冶屋
- 民兵
- 購入フェイズ 以下の優先度で購入を行う。(基本的に高い順)
- 属州
- 金貨
- 鉱山(但し、最大で2枚まで)
- 鍛冶屋(但し、最大で属州カードと同じ枚数まで)
- 民兵(但し、最大で2枚まで)
- 銀貨
- 銅貨
- 民兵カードで攻撃されたときの捨てる順番
- 屋敷、属州、重複しているアクションカード、民兵、鉱山、銅貨、銀貨、金貨、鍛冶屋
ほぼ自動的に金を貯め込んで、ある程度貯まると属州をどんどん買っていくという方法です。(ロール&ロール55号の、ぎぐる氏のプレイを読んでいて思いついた。) 練習用には悪くないかと。(というか、思いついたあとの最初のプレイでロボットに負けた情けない私)