k-takahashi's blog

個人雑記用

GAMES OF THE LIVING DEAD~ゾンビゲーム大全

 ホビージャパンがとちくるって作ってしまったゾンビ本。「ゾンビ・カルチャーのすべてが一冊に!」がキャッチフレーズ。テレビゲーム、ボードゲーム、カルチャーの三部構成になっている。


 テレビゲームは、バイオハザードデッドライジングレフト・フォー・デッドザ・ハウス・オブ・ザ・デッドといった代表作の紹介が中心。テレビゲーム分野では初代バイオハザードが嚆矢となったわけだが、最初から素早く強力なゾンビが存在していた。これは、当時のマシンスペックの関係で、大量のゾンビを出せなかったことが原因。最近になってマシンスペックが向上したことで大量のゾンビを出せるようになった。この辺が映画と逆方向の進歩だったというのは面白い。


 ボードゲームは、ゾンビーズを筆頭に幾つかのゲームをマンガ付きで紹介している。こちらは、TwilightCreationsという会社が大活躍。ホラーゲーム専門だそうだが、バリエーションが豊かすぎ。
ボードゲームの場合、映像表現的な部分ではテレビゲームにかなわないし、予算も少ない。しかし、少ない予算をアイデアでカバーというのはB級ホラー映画に通じるものであり、そういう楽しみもまたゾンビ愛好と言えるのだろう。


 カルチャーは、フィギュアや映画、小説、マンガなどの紹介。フィギュアが入っているのがホビージャパンらしいところ。


 特定少数ファン向けの一冊。