k-takahashi's blog

個人雑記用

ロール&ロール 70号

 特集はパラサイト・ブラッド。スピコピマンガ(前後編の前編)だけ読んで、あとはざっと。


 今号で一番笑ったのが「妄想性RPG」。RPGに必要なものは何か?というテーマ。
 キャラクターシートは無くてもいい。判定デバイスも無くてもいい。ルールも必須ではない。多人数である必然性も無い。
そして、人間すら絶対必要なものではないことに気がつく。別の生命体でもいいのだ。
いや、よく考えれば生命体である必要もない。代替現実でいいじゃないか。
その基礎にプレイヤーが要るだろうか? 代替現実で作られた「何か」がその代替現実内で作られた「何か」を生み出し、その「何か」がプレイすればよいのだ。このとき最初のプレイヤーは必須ではない。よってプレイヤーも必要ではない。
そして斉藤高吉氏がたどり着く結論、それは

最後に残るRPGに必要な要素、RPGの本質とは、不可知性なのだ。(p.117)