2011年3月20日月曜日にチベット亡命政権の次期首相選挙が行われた。その選挙において次期首相の最有力候補とされるハーバード大卒のロプサン・サンゲ博士（43歳）を中国は「テロリスト」であると断定した。
http://www.tibethouse.jp/news_release/2011/110329_Chinacalls%20.html
中国共産党の体制側のメディアである人民日報は、「テロリストがチベット亡命政権の長に？」、と題した記事のなかで、サンゲ博士がかつてチベット独立を主張するチベット青年会議（ＴＹＣ）の役員だったことを挙げ、彼をテロリストと断定した。
「チベット亡命政権は３月２０日（日）の選挙で今後の政治的指導者となる新首相の選出を行った。選出される首相はダライ・ラマ法王の陰に隠れる形で任務を行うことになるが、最有力候補のロプサン・サンゲはハーバード大学で教育を受けており、国民の人気が高い。
サンゲ博士がどういう人かは知らないのだが、少なくとも中共にとって都合の良い人物ではない、ということは分かった。
こちらの記事に出てくる人かな。
Boston, April 30, 2009: His Holiness the Dalai Lama was conferred a citation by Harvard University today.
Dalai Lama honored at Harvard - www.phayul.com
“Such honor was given to a very few select leaders of the world. By giving this citation Harvard University has shown the highest respect and honor to His Holiness the Dalai Lama,” said Dr. Lobsang Sangay, research fellow at Harvard Law School and the chief coordinator of His Holiness’s New England visit.
（2009年4月に法王猊下がハーバードを訪問したときのニュース。Dr. Lobsang Sangay はハーバードロースクールの研究生であり、ニューイングランド訪問のコーディネーターだった、と書かれている。）
