どこぞのヨーロッパでは、狂信者と三流ゴシップ紙が罵りあいと殺しあいをしているようですが、一方でユーラシア大陸の反対側では
ダライ・ラマ14世、サンデータイムズのインタビューにて「金髪おてんば娘に転生するかも。場所は北インドかな」と。
ダライ・ラマ14世「金髪のおてんば娘になるわ」→世界人類「???」絵師「よっしゃ」 - Togetter
これに応じた香港の多利繪氏がイラスト化。
夏コミで本でるとかしたら面白そう。
但し元記事を読むと分かるけれど、背景にあるのは中共が現在の14世の死亡後にニセ・ダライラマを擁立しようとしていること。
2007年7月18日、中国の国家宗教事務局(英語版)は、チベット仏教高僧の全ての転生に対して、政府の承認をえなければ違法または無効であるとする国家宗教事務局令第5号「チベット仏教活仏転生管理弁法」を発表、9月1日に施行された
国家宗教事務局令第5号 - Wikipedia
転生について「それを決めるのはチベット人」という発言は、中共の侵略に対抗する意味がある。
もともと冗談の好きな人で面白い発言も多いんだけれど、「おてんば娘に転生するかも」「転生しないかも」というのはそういう文脈があるわけで、単なるおふざけではない。
THE Dalai Lama has declared he could return to earth as a “mischievous blonde woman” as the politically charged issue of his reincarnation looms large in the run-up to his 80th birthday in July.
I may come back as a blonde — or not at all, says Dalai Lama | The Sunday Times
(中略)
Alternatively, he said, he might not be reincarnated at all. “In case majority of Tibetan people feel this centuries-old institution no longer relevant, then automatically cease,” he said.