k-takahashi's blog

個人雑記用

ボードゲームストリート 2011

ボードゲーム・ストリート2011

ボードゲーム・ストリート2011

昨年のボードゲームジャンクションに続いて、ボードゲームの紹介本。こういうのが出るくらいには、業界好調なんだな、というのが一番の感想。


去年出たゲームの中からめぼしいものを紹介(『世界の七不思議』『サンダーストーン』『ビール公爵』など18種)、ロール&ロール誌に載ったリプレイや紹介記事の再掲、同人ボードゲームの紹介などが載っている。


でも、一番面白いのは、最後にある、安田均柘植めぐみ秋口ぎぐる、笠井道子の4名による座談会。結構言いたい放題で、

  • 『賢いのわかるけど「お前アホやろ」』(秋口氏が、シュテファン・フェルトに対して)
  • 『フレスコこそがセカンドベスト的なんですよ。あまりにも角を取ってきれいに作りすぎ』(秋口)
  • 『ルールの書き方があまりりにも変』『翻訳家がもう大変!』(安田氏がサンダーストーンに対して)
  • 『ゴクリが出てこない。これはダメ!』(安田氏がホビットに対して)
  • 『言ってもいいですか。シャハトが取り上げられていない。』(柘植氏)
  • 『商売っ気ばかりに走らず、もっと新しいゲームを作ろうよ』(安田氏がシャハトに対して)
  • 『功成り名を遂げて燃え尽きてしまったのか』(安田氏が、アラン・ムーンに対して)
  • 『トイバーは、現代の商業主義の犠牲者やね』(安田氏)

といった感じ。