k-takahashi's blog

個人雑記用

CGMの現在と未来

情報処理2012年05月号

情報処理2012年05月号

表紙がミク、ということで一部で話題になっていた情報処理学会の学会誌の2012年5月号が届いたので、話題のミクのところをざっと読んでみた。
後藤真孝氏による概論、ヤマハの剣持秀紀氏による合成音技術解説、クリプトン伊藤博之氏による権利関係処理の話、ドワンゴ戀塚昭彦氏によるニコ動運営解説、濱野智史氏によるCGMプラットフォームとしてのニコ動の特徴解説、の5本。
概論と技術解説は普通の解説。次の2本はライセンスと運用論でビジネス寄りの話。最後の濱野氏の論文はだいぶ飛ばして面白い。もうちょっと緻密な話も聞きたいところだけれど、それは後から考えるのでもいいかな、と。


ミク(ニコ動)を題材にしているとは言え、本論はCGMなので論文を読もうという方はご留意を。図書館とかで読むのが良いと思うけれど、一応、記事のばら売りもしています。
http://www.bookpark.ne.jp/cm/ipsj/mokuji.asp?category1=Magazine&vol=53&no=5
(割高なので、3つ以上の記事を読むなら一冊買った方が安いです。)