k-takahashi's blog

個人雑記用

捏造ドイツボードゲーム現代史 〜ゲームを語る言葉を求めて




6月2日、SF乱学講座で行われた沢田大樹氏の講演の動画。3本で2時間半ほどの大作ですが、面白い/つまらない以外にゲームを語る言葉が欲しいという動機から、現代ドイツゲーム(ユーロゲーム)の歴史をまとめたもの。(コンピュータゲームだと幾つか先行研究があるが、ボードゲームとなると先行研究もほとんどないらしい。)


聴講記はこちらにあるので、まずそれを読んで、興味を持ったら動画をどうぞ。


個人的に面白かったのが、「カタンは典型的ドイツゲームではない」という指摘。(3本目の24:28あたりから)
また、TRPGMTGという流れから一旦激減した米国ボードゲームが、ドイツのホビーゲーム(ゲーマーズゲーム)を導入することで息を吹き返し、さらに米国市場を得たことでユーロのゲーマーズゲームのマーケットも広がったという見方なのか、なるほど。