k-takahashi's blog

個人雑記用

こいこん 〜大森望の星雲賞メッタ斬り!リターンズ


大森望円城塔内田昌之後藤真孝、八代嘉美という豪華メンバー。

大森望が暴露話をするセッション、ではなく、星雲賞受賞者に色々語って貰おうという趣旨のセッション。特に自由部門やノンフィクション部門の人には受賞のためだけに来場してもらうことがあり、そういう人が喋る場所がなかった、という問題意識からだそうで、これは良いと思う。
是非、来年以降も恒例化して欲しい企画。


例によって、色々自分用覚え書き(記載が不正確だった場合は、私の責任です)

  • SFを読むのも仕事のうち。(八代氏は倫理研究部門所属)
  • ミクは、人間の声でない歌を聴くことに価値があるという革命を起こした。ならば、人間が作ったのではない音楽はどうだろうか。人間が聴衆でない音楽はどうだろうか
  • ネットの評判を元に、音楽をコンピュータが改良していったら
  • 歌でシンギュラリティを越える
  • ハルコンでソウヤーがきたとき、「売れない」と書いたら、それが翻訳されてソウヤーに届いてしまって、悪口ととられてしまった。この誤解がまだ解けていない。
  • 内田さんは6回目。授賞式では2回目かのような誤解を招く言い方をわざとした
  • ゲームプレイ動画を見てゲームをしないと言うのは、音楽を自分で演奏できないのでプロの演奏を聴くというのに相当するのかもしれない。
  • そんな状況でテクノロジーで創作の敷居を下げたのがボーカロイド
  • 研究者は不気味の谷を怖れてはいけない。
  • 文学にも不気味の谷があるかも。