日本SF短篇50 IV 1993-2002―日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー (ハヤカワ文庫 JA)
- 作者: 日本SF作家クラブ,大槻ケンヂ,田中啓文,藤崎慎吾,北野勇作,宮部みゆき,篠田節子,藤田雅矢,菅浩江,小林泰三,牧野修
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/08/05
- メディア: 文庫
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この辺まで来ると記憶に残っている作品が多くなってくる。そのせいか、インパクトとしては少々弱めな印象。個人的なお気に入りは『海を見る人』だけど、今となっては同工異曲の作品も多いからなあ。
『永遠の森』も好きなんだけれど、こちらも短編集の印象が強く残っている。
いわゆる「クズSF論争」とか「SF冬の時代」とか言われた時期がここに重なる。当時も別に「冬」だとか「クズ」だとかは思わなかったけれど、正直1〜3に比べて確かにインパクト弱いような気もする。
- 1993年 『くるぐる使い』(大槻ケンヂ)
- 1994年 『朽ちてゆくまで』(宮部みゆき)
- 1995年 『操作手(マニピュレーター)』(篠田節子)
- 1996年 『計算の季節』(藤田雅矢)
- 1997年 『永遠の森』(菅浩江)
- 1998年 『海を見る人』(小林泰三)
- 1999年 『螺旋文書』(牧野修)
- 2000年 『嘔吐した宇宙飛行士』(田中啓文)
- 2001年 『星に願いを ピノキオ二〇七六』(藤崎慎吾)
- 2002年 『かめさん』(北野勇作)