改正児童買春・ポルノ禁止法 成立

性的虐待を取り締まることに異論はないし、

参院法務委は、山田太郎議員（みんな）が原案を作成した付帯決議を全会一致で採択。政府に対し（1）児童を性的搾取及び性的虐待から守るという法律の趣旨を踏まえた運用、（2）単純所持の禁止については捜査権の乱用を防止する趣旨が含まれていることを十分に踏まえる、（3）ISPなどに対する捜査機関からの協力依頼については事業者が萎縮することのないよう配慮──を求めている。

単純所持を禁止する改正児童ポルノ法成立 - ITmedia NEWS

という付帯決議が通ったのも喜ばしい。

一方で、ＮＰＯ法人「ライトハウス」とやらがあげている

父親に性的行為を動画撮影されるようになり「我慢できない」と

http://mainichi.jp/select/news/20140618k0000e010172000c.html

とか

インターネット上で親しくなった年上女性と共に水着売り場へ行き、冗談半分で試着室内で裸の写真を撮影し合ったという１０代後半の少女。撮影された写真をネット上に掲載された上、見知らぬ男から電話で「裸の写真を送らないと個人情報をばらまく」と脅され

http://mainichi.jp/select/news/20140618k0000e010172000c.html

とかって、今回の改正によってようやく取り締まれるようになった事件なの？　単なる脅迫であって、法改正しなければ助けられなかったとは思えないんだけど。

今回の法改正がなければ上記のような人達を助けられなかったというのではないのだから、ライトハウスとかいう活動家団体やこの記事の記者（伊藤一郎、和田武士）の狙いが上記のような事件の被害者を助ける以外のところにあるのは明らかだろう。